ターゲット・バードゴルフは、もともと、ゴルフの愛好家が、ゴルフの練習として始めたのがきっかけだったんだ。
せまい場所でも、もっと気軽にゴルフの練習がしたいと思ったことから、ゴルフよりも飛距離が短くなるように研究していたんだけど、たまたまアポロ11号の月面着陸の様子をみて、「ふわり」と落ちるように、ということを思いついたんだって。
そこからいろいろな改良をかさねて、ゴルフボールにバドミントンの羽根をつけたような合成樹脂製のボールをつかって、傘をさかさまにしたようなゴール(アドバンテージホールというよ。)に向けてボールを打つスポーツになったんだよ。
ゴルフと違う点は、ボールやゴールの形状のほかに、クラブは専用のもの一本だけを使うことや、試合は、常にショットマットを持ちあるいてショットするときに必ず使うこと、アドバンテージホールの下にも、わっか状のもう一つのゴール(セカンドホールというよ。)があること、などがあるよ。
ちなみに、アドバンテージホールは地面からの高さが50cmくらいの位置にある直径110cmくらいのホールに、セカンドホールは地面に置いた直径90cmくらいのホールになっていて、セカンドホールの中にボールが入ると、打数が1打プラスになっちゃうんだって。
ターゲット・バードゴルフで使用するクラブは、ターゲット・バードゴルフ専用のクラブ1本だよ。通常のゴルフだと、ピッチング・ウェッジ(PW)と呼ばれる、ちょっと高めにボールを上げられるクラブが似ているみたいだね。
ゴルフボールに、バドミントンの羽根をつけたような形状の、合成樹脂製のボールをつかうよ。羽根のおかげで、しっかりと打っても、遠くに飛びすぎず、「ふわり」とボールがあがって落ちていくよ。飛距離は普通の男子で22m位だけど、ボールが軽いから、風があると左右に流されちゃうんだって。
ターゲット・バードゴルフのホールは、パー72だけど、通常のゴルフに比べてコース幅は3m位と狭く、距離も短く、20mから90mくらいの長さになっているよ。大体は、ショートホールと呼ばれる短いコース(20m~45m)が4、ミドルホールと呼ばれる中くらいのコース(45m~70m)が10、ロングホールと呼ばれる長いコース(70m~90m)が4の全18ホールで行われるよ。ショートホールでは、ホールインワンが狙えるホールが設定されることもあるよ。
競技会期 | 令和4(2022)年9月11日(日)1日間予定 |
予定会場 | 壬生町総合公園 |